大腰筋の触り方

毎日暑い日が続きますね😅
こんな時は自分のコンディションを維持するのに苦労します。

私の場合は、全身の気の巡りを改善する体操をします。エンジンかかりますね😀
機会がありましたらいつかご一緒に、ぜひ。

さて、今回は筋肉の触れ方についての動画です。
触診についてはもう触りまくって感覚を掴むしかないです。正確な触診が出来なければ良い治療もできません。

筋肉の起始停止はもちろん、筋繊維の方向、収縮すると関節がどう動くのかなどしっかりとイメージをもって触らなければ、ものすごく精度の低い治療になってしまいます。

動画の再生はこちらをクリック↓

https://www.facebook.com/100022824888642/videos/488319878605504/

解剖生理学の知識が上がれば上がるほど、治療は上手くなります!!

明日から梅雨入りみたいですね。次の季節に向かって必要なステップとは言え、ちょっと気持ちも下がります。😥

では今日は大腰筋の2回目です。

まずは大腰筋の解剖学的イメージをしっかりと頭の中に作っていただきたいと思います。大腰筋のみならず筋筋膜治療やこの先、内臓や脳脊髄液の治療、経絡の治療など色々していくにあたって、これがあいまいであればあるほど治療の精度が下がります。逆に解剖生理の知識力が上がれば上がるほど、同じような治療をしていても、自分でも驚くほど治療効果が上がります。

解剖生理なんて学生の時から遠ざかっていて・・・
なんて言わずに今日からでも一個一個やってみてください。

でも、教科書を端から端まで読んでもダメですよ。必要に迫られながら、担当した患者さんの症状に合わせて勉強してくださいね。でないと身に付きませんし勉強が楽しくありません。

あまりにも有名なので、ご存じの方も多いとは思いますが、きょうの動画の中で使っている「Visible Body」などの解剖学アプリは、我々医療従事者にとって必須アイテムです。
 一回飲みに行くのを止めれば買えるお値段ですし、セールを狙って買えば、数百円で買えてしまう場合もあります。持ってない方はすぐにでも買った方がいいですよ。

痛いところに原因は無い?

最近、大腰筋についての記事や報道を良く目にします。治療家の方にとってはなにを今さらの話かもしれませんが、一般の方にとっては、聞いたことはあるけど全くもって分からないというところでしょうか。

だからこそ、治療家は大腰筋について正確に理解して分かりやすく患者様に伝えることが出来なければなりません。セルフメンテナンスや治療法など多種存在しますが、私も臨床で10種類以上の治療方法を症状に合わせて使い分けたり組み合わせたりしています。

今日は動画で大腰筋がどのようなところに影響をあたえているのかをお話させていただきました。腰痛以外にも大腰筋によって症状が出ている場合が多々あったりします。そのような視点を持っていないと、なかなか症状は改善しません。痛いところには原因はないという視点も徒手治療には重要です。